自分の人生を変える|人生脚本

人生脚本とは

 

エリック・バーンが提唱した心理学理論のことで、
幼少期に自分自身の人生脚本を描き、その通りになるとされているものです。

 

人生脚本の大部分は親からのメッセージにより決定されます。無意識のうちに生き方を
決め、それに従い行動する、それが人生脚本というものです。

 

人生脚本の形成方法

人の一生は、“ドラマ” というふうに表現されることがあります。
ドラマには当然、脚本があります。

 

【人生脚本】では、人間の生き方を、ドラマの脚本にたとえて分析をしています。
それは“人生の早期”に、人生脚本という脚本が既に書かれていて、人はその脚本に沿って、
自分の人生を歩んでいる(その通りに行動している)ということを強調しています。

 

自分の人生を変える|人生脚本

 

ステップ@:親の育て方・・・どのようなストロークか?ディスカウントは?指示と禁止令は?

この親の育て方が、人生の基本的態度になります。

ステップA:幼児決断(無意識)・・・・脚本が出来る
ステップB:少年期のリハーサル ・・・ 脚本の強化
ステップC:人生の脚本 ・・・・・・・ 今の生き方

 

この人生脚本に影響を与えているのが、別項目でご説明した、ドライバーと禁止令です。

 

このドライバーと禁止令によって人生を歩んでいる場合、これに気づきストップをかける
ことができれば、生き方が建設的に変えることができます。

 

ドライバーを止めさせる方法

ドライバーは「秒単位の短時間に表出する,各個人に特徴的な5つの行動パターン」です。
また、実力以上の高い目標水準の達成を要求して、『完全で理想的な自己』になるように
肯定的な命令するという特徴を持つとご説明しました。

 

これに支配されている場合、過度に努力し、自分に実力以上の高い目標水準を要求
するため、強いストレスの中に自分を強います。

 

これを解消する方法は・・・、

  • 自分の考え・感情 と 親の考え・感情 を区別する。
  • 自分に許しを与える
  • ドライバーに従わないように訓練する。

というものになります。

 

例えば、親から、「100点取れたの、すごいね!」と言われる場合、
100点をとれたことを純粋に一緒に喜び、褒めている場合はいいですが、
100点をとる=親の命令(絶対的なこと/完全であれ!のドライバー)になっている場合、
“命令どおり出来てこそあなたはOKだ”ということになります。これは相当なストレスです。
そのため、そうではなく、“何であれOKだ”という状態にする必要があります。

 

そのためには、「駆り立てるもの=ドライバー」を「許すもの=アローワー」に変える必要があります。つまり、ありのままの自分でいいのだという許可を与える推進力「アローワー」を与えます。
自分の人生を変える|人生脚本
しかし、ここで注意が必要です。

 

このドライバーが、禁止令の拮抗(打ち消すもの)として存在している場合、
ドライバーを止めさせるのは危険な場合があります。

 

禁止令とは、親が子に与える否定的で間違った“命令”です。
この禁止令の拮抗としてドライバーが働いているのに、ドライバーを止めさせることは、
禁止令に従って生きる道を示すことになってしまう場合があります。

例題

  • 禁止令   → 生きてはいけない
  • ドライバー → 急げ!

 

上記の場合、ドライバー(拮抗禁止令/急げ!)を守っている限り存在を許されていると判断
していますが、ドライバーを止めさせることは、つまり禁止令「生きてはいけない」を解禁することになり、その結果、ドライバーを解除された方が、自殺するという場合もあります。

 

そのため、ドライバーを解除する前に、「禁止令」の有無を確認し、有る場合は、
まず、禁止令の解除する必要があります。

禁止令(誤った命令)の解除

親の間違った禁止令の下で、生涯それに従おうと“無意識に”決意した時に、
脚本は既に形成されます。

 

その禁止令の解除は、自分自身では難しい場合がほとんどです。
特に禁止令は、無意識に行われている場合が多く、命令した親さえ、
そんな命令をしたとは気づいていないことがあるからです。

 

その場合、専門医や専門機関に出向くことをお勧めいたしますが、
ここでも簡単に、ご紹介いたしましょう。

  1. 自分の生育歴を思い出す・調べる
  2. 禁止令に気づく
  3. これまでの生き方と今度のすべてに許可を与える
  4. 再決断を行う
  5. 実際に新たに行動する

 

まず、禁止令を与えられているかを確認し、気づくことが重要です。

 

では、次回、ある事例を基に、気づきについてご紹介します。

 


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