気持ちのいい交流をするには

ストロークを好ましいものにする

 

ストロークとは、相手の存在や価値を認めるための言動や働きかけのことです。

 

ストロークには、肯定的・否定的があり、肯定的な態度が重要です。

 

肯定的ストロークと否定的ストロークの違い

気持ちのいい交流をするには

 

肯定的ストロークは、相手への愛を示す行為と言えます。
これは本当に望ましい行為です。

 

一方、否定的ストロークをとる理由を見出すことはできますか。

 

誰に対しても、どんな状況にあっても、否定的なストロークを他の人に対して
絶対にしてはいけません

 

それをする人は “心が欠けた人” と言いかえることができます。

 

例えば、現実的に、相手をナイフで突き刺し、血まみれにしているのに、
更に容赦なくその傷口に塩を塗りこんでいる人を目の前にしたら、
あなたはどうされるでしょうか。

 

それは大変な状態で、急いで、「やめなさい!」と止めに入るはずです。
もしそれをしないなら、それは、“心の欠けた人” つまり、正常ではない人です。

 

しかし、目に見えないだけで、心をそのような状態にしている人は多くいます。

 

そのため、人は意識して、肯定的ストロークを示すべきです。

 

気持ちのいい交流をするには

否定的ストロークよりも最悪な行為(トラブルメーカーのメカニズム)

否定的ストロークは極めて劣悪な行為です。

 

しかし、それよりも最悪なことがあります。

 

それは、ディスカウントです。

 

ディスカウントとは、“値引き” という意味ですが、心理学的には、次のことを言います。

 

  • 相手の存在を低くみたり、無視したりすることで、否定的ストロークさえも与えない行為。
  •  

  • 非人間的な性質をもつもの。

 

つまり、相手を、無視したり、あるいは、全く否定・排除したり、抹殺しようとするような
心のメカニズムとその現れです。

 

ディスカウント(無視)を受ける人は、人間として耐え難い状態を強いられている人といえます。

 

そのため、これを受ける人は、否定的ストロークでもいいから、自分を認めてもらいたいという要求を
欲し、それが、あえて問題を起こすトラブルメーカーを作り上げるメカニズムにもなることがあります。

 

親族の中や、職場や、学校で、いつもトラブルを起こす人がいる場合、その人の言動は、
自分の存在を認知してもらいたいという要求の元で発せられたものである可能性があります。

 

そのため、周囲の人がすべきなのは、自分たちがディスカウントしている事実を確認し、
もしそうであるならば、相手を更に無視したり、抹殺しようとするのではなく、
自分たちがディスカウントしてきた事実を認め、相手にそれを心から詫びて、相手を認めることです。

 

しかし、それをした場合、トラブルメーカーとなっている人の心は、ひどく動揺するはずです。

 

そのため、最初は激しい動揺で、周囲は更に混乱するかもしれませんが、それは一瞬のものです。

 

世の中にはあえて自分からトラブルメーカーや問題を起こしたい人はひとりもいません。
そうなったのは必ず理由があります。
そしてその理由は、周囲の対応によるものの可能性は多分にあります。

 

その見極めが難しい場合や、認めたくない場合は、よく理解している専門家の元へご相談してみてください。


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