問題を起こしてしまう原因(ゲーム分析)

不幸な結末を引き寄せる“ゲーム”

 

心理学的にゲームとは、
繰り返し人間関係をこじらせたり、不幸な結果を招く行動パターンのことです。

 

これは、大抵、幼少期の親子関係で培われ、最終的にハッピーエンドになることはなく、
トラブルや決裂など、常に不快な思いをする結末を迎えさせる行動パターンです。

 

ゲームを演じる人の人生の基本的な構え

ゲームを演じる人は、性格の歪みのために、自他に関する否定的な構え(Not OK)を
証明しようとする強い傾向があります。

 

心理学でのゲーム分析では、幼少期から継続している『悪循環に陥った対人関係のパターン』を
分析していきますが、不快な思いを経験するゲームを繰り返すようになった原因は、幼少期の親から
のストローク剥奪(長期の孤立感・抑うつ感)が関係していることが多いのが特徴です。

 

問題を起こしてしまう原因(ゲーム分析)

 

ゲームの特色

  1. ゲームを行う本人さえ気づかない(分からない)動機や目的が隠されていることがある。
  2. ゲームは、必ず予測可能な結末、つまり、不快な思いで終わる。
  3. ゲームは、基本的な構えの歪み(Not OK)を証明するものである。
  4. ゲームは、何度も繰り返し行われる

 

ゲームの代表的な事例(一部抜粋)

  • アルコール中毒
  • 配偶者への恨みなどで困らせてやろうとか、孤独さや、自己破壊的なゲーム。
    自己破壊的なゲームは重症で、静かな自殺行為とも言える。

     

  • 借金を繰り返す(負債者)
  • 次々と借金をする。何年かすると返せるが、また借金を繰り返し、返済中に周囲を
    巻き込んで騒動を起こす。

     

  • とっちめてやるぞ!
  • ほんの些細なミスをしても鬼の首をとったかのようにきつく注意をする。
    仕事の場合、1対1で叱るのではなく、あえて大勢の前で注意するのが特徴。

     

  • はい、でも
  • このゲームを仕掛ける側は、「相談を持ちかける」という形で仕掛ける。
    しかし、相手のアドバイスや助言を受け入れることはなく、それに従わない反論や言い訳を
    して、相手はうんざりしたり、無力感にとらわれたり感情的に怒ってしまったりする。

     

  • 仲間割れ
  • 自分以外の複数の他者の間に仲間割れ(喧嘩・対立・嫌悪)を引き起こすことで、
    『私はOK・あなたはNot OK』の基本的な構えを確認しようとしている。

     

  • キック・ミー
  • 自分を蹴ってという名の通り、存在意識を知る為に否定的アイデンティティを得ようとします。
    挑発的な言動をして、相手の拒絶や嫌悪、怒りを無意識的に誘発するゲームで、
    『私はNot OK・あなたはOK』の基本的な構えを確認しようとしている。

     

  • 苦労性
  • 無理をして過多な責任を引き受けたり、複数の役割や仕事を背負い込むことで、自分を追込み
    いつも疲労困憊してしまう。幼少期の要求水準(期待度)の高い親子関係によって形成された
    『完全主義・強迫観念』が影響している。

     

  • 粗探し
  • どうでもいいような相手の些細なミスや失敗・欠点を探し出して非難しようとする。
    上司の部下に対する陰湿ないじめ・姑の嫁の家事のやり方に対する細々とした非難・先輩からの
    後輩に対するしごき・不満の多い客の店へのクレームなどがあるが、「私はOK・あなたはNot OK」
    を確認することで、自分を肯定しようとする動機づけから行われる。

 

 

ゲームの公式

問題を起こしてしまう原因(ゲーム分析)

 

 

ゲームから逃げる・抜け出す方法

  • 自分が演じているか・相手のゲームにひっかかっているかは、自分の感情に聞いてみる
  • ゲームの出だしに注意して、それを避ける(ディスカウント/無視)する
  • 否定的なストローク(相手の存在や価値を認めるための言動や働きかけ)を作らない
  • 自己認定の機会を作る

 


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